コエンザイムQ10の効果、効用、副作用などについてお届けしています。
日本産まれのコエンザイムq10は、どんな働きをしてくれるのでしょう。コエンザイムq10はATP(アデノシン三リン酸)という成分を作り出すために必要不可欠です。このATPとは私たちが生きていくために必要なエネルギーだということは学校でも勉強しました。栄養素が燃焼されて、生きるためのエネルギーを作り出しているのがミトコンドリアです。これは私たちの細胞ひとつひとつに存在しています。このミトコンドリアの中にコエンザイムq10は存在し、エネルギー生産の働きをしているのです。体内のコエンザイムq10が不足するとどのような症状が現れるのでしょうか。体の中のあらゆる機能や免疫力が低下して、エネルギー不足となります。また心臓病などのさまざまな病気を引き起こすことになります。コエンザイムq10は年齢は上がるとともに不足する傾向がありますので、補っていくことが重要です。コエンザイムq10は1日30〜60mg摂取する必要がありますが、これを食事で補うと大変な量になってしまいます。そこでサプリメントなどで補うことが大切です。またコエンザイムq10にはもうひとつ細胞を酸化から守ってくれる働きがあります。これはかなり強力な作用で「抗酸化作用」といわれます。活性酸素は私たち体内を守るために作られているもので、生きていくために必要なものですが、疲労やストレスで増えすぎてしまう特徴があります。活性酸素が増えすぎると、動脈硬化、心臓病、糖尿病などの原因となる細胞破壊が起こります。この活性酸素を抑制し、体の酸化を防いでくれる働きをするのがコエンザイムq10です。コエンザイムq10は私たちにとってとても重要で必要不可欠な存在だと言えるかも知れません。
コエンザイムq10は健康を維持するためだけではなく、美容にも効果があるといわれています。血行がよくなり、むくみや冷え性にも効果がみられます。それは心臓の働きを良くするからです。血液の流れが悪くなって、冷えやむくみの症状が現れるのですが、これはコエンザイムq10が不足することによって、心臓のエネルギーが弱まってしまうことが原因なのです。さらにコエンザイムq10には美肌の効果が期待されるという特徴があります。弾力と潤いを肌に与える作用があり、肌の抗酸化力も高める働きがあります。ダイエット効果も期待できるのがうれしいところです。体内の脂肪酸をエネルギーに変換することによって、体脂肪を燃焼しやすくするのですが、それにはコエンザイムq10とL-カルニチンというアミノ酸を一緒に摂取することが大切です。L−カルニチンは薬局や通販などでサプリメントとして販売されています。一緒に利用するとよいでしょう。コエンザイムq10の効果は、この他にもたくさん認められています。効果のある病気や症状としては、心臓病だけではなく、腎臓病、糖尿病、動脈硬化、低血圧、痴呆症、パーキンソン病、がん、歯肉炎、歯周病、慢性疲労症候群、免疫力強化、抗加齢などがあげられます。さらにアメリカではサプリメントの売り上げが年々伸びていて、コエンザイムq10の効果は非常に期待されているのだというから驚きです。コエンザイムq10をサプリメントで摂取するということは、とても画期的なことで、手軽に摂れる健康食品として、その人気は衰えを知りません。
コエンザイムQ10のサプリをとったことがある方への質問です。コエンザイムQ10を摂取したことで、何か美容や健康に効果があったと実感された方はいらっしゃいますでしょうか。ありましたら、服用期間やどんな効果があったかお教えいただけませんでしょうか。効果があるような情報とない情報があって、はたして効果があるものかどうかちょっとわからなくなっています。よろしくお願いいたします。⇒医薬品で「ノイキノン」というのがあります。心臓のお薬です。これコエンザイムQ10そのものなんですね。ま、そこそこの効果はある(たいして副作用がないので医薬品以外での使用も認められましたが、裏を返せば大した効果もないと言うことですね)と思いますが、劇的に何かが変わるレベルではないでしょう。また、サプリなど健康食品は基準が甘いのでそもそもちゃんとコエンザイムQ10が含まれているかも怪しいですね。(配合と書いていても1mgでも混ざってれば配合でしょ?)